まちづくりとは?
このページでわかること
- まちづくりとは、暮らしている場所を、みんなでより良くし続けること
- 建物だけでなく、人のつながりや居場所をつくることも含まれる
- まちは完成しないので、「続けること」が大事
このページでは「まちづくり」の意味を説明するよ。
まちづくりとは?
まちづくりってなに?
ひとことで言うと、暮らしている場所を、みんなでより良くし続けることだよ。
「まちをつくる」って書くから、道路とかビルを建てることかと思ってた。
そういうのも、まちづくりの一部だよ。でもそれだけじゃないんだ。
たとえば、こんなこともまちづくりと言えるよ。
- 近所の公園をみんなで掃除する
- 子どもが無料や安い値段でご飯を食べられる「子ども食堂」を開く
- 商店街でお祭りをひらく
- 地域で防災訓練をする
- 登下校の時間に、通学路で子どもを見守る
え、それも? 何も「つくって」ないよ?
まちづくりで「つくる」のは、建物だけじゃないんだ。
- 人と人のつながり
- 困ったときに頼れる場所
- 「この町が好き」という気持ち
こういう目に見えないものも、まちの一部なんだよ。
「まち」は建物と人でできている
たとえば、新しくてきれいな公園ができたとしても、誰も使わなかったらどうかな?
……もったいない。
そうだよね。逆に、古い公園でも、近所の人が集まってラジオ体操をしたり、子どもが毎日遊んでいたりしたら、その公園はまちにとって大事な場所になる。
つまり、まちは建物などの「入れ物」と、そこで暮らす人たちの「中身」の両方でできているんだ。まちづくりは、その両方を良くしていくことだよ。
「みんなで」ってどういうこと?
定義に「みんなで」って入ってるのはなんで?
まちのことは、市役所みたいな行政(国や地域の仕事をする機関)だけでは決めきれないし、やりきれないからだよ。
その町に住んでいる人、働いている人、お店、学校、ボランティアの人たち。いろんな人が少しずつ関わることで、まちは良くなっていくんだ。
誰が関わっているのかは、2章で詳しく紹介するね。
「し続ける」ってどういうこと?
「より良くする」じゃなくて「より良くし続ける」なのはなんで?
まちは、完成することがないからだよ。
住んでいる人は年をとるし、引っ越す人も来る人もいる。お店はなくなったり新しくできたりする。だから、一度良くなっても、何もしなければまた困りごとが出てくるんだ。
部屋の掃除みたいだね。一回やっても、またちらかる。
いいたとえだね。まちづくりは、ずっと続く「手入れ」みたいなものなんだ。
だから、活動をどうやって続けていくかが、まちづくりではとても大事になる。これは5章でじっくり考えるよ。
ポイント
- まちづくりとは、暮らしている場所を、みんなでより良くし続けること
- 建物だけでなく、人のつながりや居場所をつくることも含まれる
- まちは完成しないので、「続けること」が大事
次のページでは、そもそも「まち」ってどこからどこまでのことなのかを考えてみよう。