まちづくりに関わる人たちの全体図
このページでわかること
- まちづくりには、住民、自治会、NPO、社協、行政、企業、学校、専門家、外から来る人など、たくさんの人が関わっている
- 大きく分けると「地域に住む人」「テーマで集まる人」「仕事として関わる人」「外から関わる人」の4グループ
- ひとりがいくつもの立場を持っていることが多く、それがグループどうしをつないでいる
- 中高生も、住民としてすでにまちづくりの関係者
このページでは、まちづくりに関わっている人たちを全体で見てみるよ。
誰がまちづくりをしているの?
1章で「まちづくりはみんなでやる」って聞いたけど、「みんな」って具体的に誰なの?
ざっと並べると、こんなにいるよ。
| グループ | 誰? | このあと説明するページ |
|---|---|---|
| 住んでいる人の集まり | 住民、自治会・町内会 | 住民と自治会・町内会 |
| 地域をまとめる組織 | 地域運営組織、まちづくり協議会 | 地域運営組織・まちづくり協議会 |
| テーマで集まる人 | NPO、市民活動団体 | NPO・市民活動団体 |
| 福祉を支える人 | 社会福祉協議会、民生委員 | 社会福祉協議会と民生委員 |
| 外から来て地域に入る人 | 地域おこし協力隊 | 地域おこし協力隊 |
| 役所と議会 | 市役所・町村役場、議員 | 行政(役所)と議員 |
| 働く場所 | 商店街、地元の会社 | 商店街・地元の企業 |
| 学ぶ場所 | 学校、大学、若者 | 学校・大学・若者 |
| 専門の知識を持つ人 | 建築家、コンサルタント、デザイナーなど | 専門家 |
| 活動を支える人 | 中間支援組織 | 中間支援組織 |
| 外から関わる人 | 関係人口、移住者 | 関係人口・移住者 |
多い! 覚えられないよ。
今は全部覚えなくて大丈夫。次のページから1つずつ説明するからね。
ここでは、大きく分けると4つのグループがある、ということだけ押さえておこう。
4つのグループ
- 地域に住んでいる人たち:住民、自治会、地域運営組織など。「同じ場所」で集まる人たち
- テーマで集まる人たち:NPOや市民活動団体など。「同じ関心」で集まる人たち
- 仕事として関わる人たち:役所、社会福祉協議会、企業、専門家など
- 外から関わる人たち:地域おこし協力隊、関係人口、移住者など
1と2って、1章の「まちの範囲」のページで出てきた話?
よく覚えてたね。「同じ場所」の集まりと「同じ関心」の集まり。まちづくりの担い手は、この2つが軸になっているんだ。
ひとりがいくつもの顔を持つ
もうひとつ大事なことがあるよ。
この表は「人の種類」の一覧に見えるけど、実際はひとりの人がいくつもの立場を持っていることが多いんだ。
どういうこと?
たとえば、ぼくの知り合いのパン屋さんはこんな感じ。
- 商店街でお店をやっている(商店街)
- 住んでいる地域の自治会の役員もしている(自治会)
- 休みの日は子ども食堂を運営するNPOを手伝っている(NPO)
- 小学校の登下校の見守りもしている(学校との関わり)
ひとりで4つも!
こういう人は、まちの中で別々のグループをつなぐ役目を自然に果たしているんだ。
逆に言うと、同じ人にいろんな役が集まりすぎて大変になる、という問題もある。これは5章の「担い手と世代交代」で考えるね。
ひなたも「関わる人」のひとり
この表に、中学生は入ってないの?
入ってるよ。「学校・大学・若者」のところ。
それに、そもそもひなたちゃんはこの町の住民だよね。まちづくりに関わる人の、いちばん最初の行にもう入っているんだ。
ポイント
- まちづくりには、住民、自治会、NPO、社協、行政、企業、学校、専門家、外から来る人など、たくさんの人が関わっている
- 大きく分けると「地域に住む人」「テーマで集まる人」「仕事として関わる人」「外から関わる人」の4グループ
- ひとりがいくつもの立場を持っていることが多く、それがグループどうしをつないでいる
- 中高生も、住民としてすでにまちづくりの関係者