仲間をつくる
このページでわかること
- 一人の思いが仲間と共有されたとき、それは「活動」になる
- 仲間は「話してみる」「すでにある場に参加する」「相談窓口を使う」ことで見つかる
- 仲間が集まったら、まず「何のためにやるのか」を話し合って共有する
- 関わり方のちがう仲間がいるのは当たり前。いろんな関わり方を受け入れると活動は続きやすい
このページでは、活動の仲間をつくることについて説明するよ。
一人の思いが「活動」になる
「放課後の居場所がほしい」って、わたし一人で思ってても、どうにもならないよね?
一人でもできることはあるけど、仲間がいると、できることがぐっと広がるんだ。
- 一人では思いつかないアイデアが出る
- 作業を分け合える
- 一人が忙しいときも、ほかの人が動ける
- 何より、「一緒にやる人がいる」と心強い
一人の思いが、何人かの仲間と共有されたとき、それは「活動」になるんだよ。
仲間はどうやって見つけるの?
でも、仲間ってどうやって見つけるの?
いくつか方法があるよ。
1. 話してみる
いちばん大事なのは、自分の思いを口に出してみることだよ。
「放課後に勉強できる場所がほしいんだよね」と友だちや家族に話してみる。前のページで「わかる!」と言ってくれそうな友だちがいたよね。その子たちが、最初の仲間になるかもしれない。
話すの、ちょっと恥ずかしいな……。
最初はそうだよね。でも、言ってみないと、同じ思いの人がいることもわからないままなんだ。
2. すでにある場に参加する
同じようなことをしている団体や活動が、もうあるかもしれないよ。
ゼロから始めるより、すでにある活動に参加したり、相談したりするほうが近道のこともあるんだ。
3. 相談窓口を使う
2章で出てきた中間支援組織(市民活動センターなど)や社協に相談すると、「その困りごとなら、こんな人がいるよ」と紹介してもらえることがあるよ。
2章の人たちが、ここで出てくるんだね。
仲間で「何のために」を共有する
仲間が集まったら、最初にやってほしいことがあるんだ。それは、「何のためにやるのか」を話し合って共有すること。
「居場所をつくるため」じゃダメなの?
もう一歩深く考えてみよう。なんで居場所がほしいんだっけ?
えーと、友だちと一緒に勉強したいし、家だと集中できない子もいるし……。あと、なんとなくいられる場所があると、ほっとするから?
いいね。それを言葉にすると、たとえば「中高生が、放課後に安心して過ごせる場所をつくる」になるかな。
この「何のために」がはっきりしていると、意見が分かれたときや、迷ったときに、立ち返る場所になるんだ。5章の「ミッションとは」で詳しく話すけど、ここが活動を続けるための土台になるんだよ。
仲間の関わり方はいろいろ
でも、みんなが同じくらいやる気があるとは限らないよね。
その通り。実は、それが当たり前なんだ。活動の仲間には、関わり方のちがう人がいるよ。
| 関わり方 | どんな人? |
|---|---|
| 中心メンバー | 活動の中心になって、計画を立てたり、準備をしたりする人 |
| 協力メンバー | 手が空いているときに、手伝ってくれる人 |
| 応援してくれる人 | 直接は関わらないけど、参加したり、まわりに広めたりしてくれる人 |
全員が中心メンバーと同じだけ動く必要はないんだ。「月に1回だけ手伝う」「SNSで広めるだけ」という関わり方も、立派な仲間だよ。
むしろ、いろんな関わり方を受け入れるほうが、仲間は増えやすいし、活動は長続きしやすいんだ。
「全員100%でがんばれ!」だと、しんどくなっちゃうもんね。
そういうこと。仲間との関わり方は、5章の「燃え尽きを防ぐ」でもまた考えるね。
大人の仲間も大事
ひなたちゃんたちのような中高生の活動なら、大人の仲間も見つけておくといいよ。
- 場所を借りるときに、手続きを手伝ってくれる
- 活動中に見守ってくれる
- 困ったときに相談に乗ってくれる
前のページで話したように、中高生が「何をしたいか」を考えて、大人がそれを手伝う、という関係が理想だね。
ポイント
- 一人の思いが仲間と共有されたとき、それは「活動」になる
- 仲間は「話してみる」「すでにある場に参加する」「相談窓口を使う」ことで見つかる
- 仲間が集まったら、まず「何のためにやるのか」を話し合って共有する
- 関わり方のちがう仲間がいるのは当たり前。いろんな関わり方を受け入れると活動は続きやすい