ミッションとは?
このページでわかること
- ミッションとは、活動が「何のために」あるのかを短い言葉にしたもの
- 良いミッションには「誰のために」「どんな状態をめざして」「何をするのか」が入っていて、短く覚えやすい
- ミッションは、迷ったときのものさし、まわりへの説明、メンバーの気持ちをそろえることに役立つ
- 状況に合わせて見直してもいいが、変えすぎないように年に1回くらい確認するとよい
このページでは、1本目の柱「目的」に関わる「ミッション」について説明するよ。
ミッションとは?
ミッションってなに? ゲームの任務みたいなもの?
ちょっと似てるかもね。活動でいうミッションは、その活動が「何のために」あるのかを、短い言葉にしたものだよ。日本語だと「使命」と言ったりもするんだ。
4章の「仲間をつくる」で、ひなたちゃんたちは自習会の「何のために」を話し合ったよね。
「中高生が、放課後に安心して過ごせる場所をつくる」だったよね。
そう。それが、自習会のミッションなんだ。
良いミッションの条件
ミッションって、どうやってつくればいいの?
良いミッションには、だいたい次の3つが入っているよ。
| 入れたいこと | 自習会の例 |
|---|---|
| 誰のために | 中高生が |
| どんな状態をめざして | 放課後に安心して過ごせる |
| 何をするのか | 場所をつくる |
それから、短くて、覚えやすいことも大事だよ。メンバーみんなが言えるくらいがちょうどいいんだ。
逆に、「みんなが幸せになるまちをつくる」のように広すぎると、何をすればいいのかわからなくなってしまう。
ミッションは何に使うの?
ミッションを決めると、何がいいの?
いろんな場面で役に立つよ。
迷ったときの「ものさし」になる
たとえば、自習会にこんな提案が来たとするね。
「テストの点数を上げるために、毎回小テストをしよう!」
うーん、勉強にはなりそうだけど……。
ミッションに戻ってみよう。自習会は「安心して過ごせる場所」をめざしているんだったよね。毎回テストがあったら、勉強が苦手な子は来にくくなるかもしれない。
こんなふうに、ミッションがあると「それは私たちの目的に合っているか?」で判断できるんだ。
意見が分かれたときに、どっちが正しいかじゃなくて、「ミッションに合ってるか」で考えられるんだね。
仲間やまわりに説明できる
「何をしている活動なの?」と聞かれたときに、ミッションがあるとひとことで説明できるよね。
新しい仲間が入ってくるときも、応援してくれる人や、お金を出してくれる人に説明するときも、ミッションがはっきりしていると伝わりやすいんだ。
メンバーの気持ちがそろう
前のページで、「なんのためにやってるんだっけ?」と気持ちがばらばらになる話をしたよね。
ミッションを定期的にみんなで確認すると、気持ちがそろいやすくなるよ。
ミッションは変えてもいい?
一回決めたら、ずっと同じじゃないといけないの?
変えてもいいんだよ。町の状況が変わったり、活動してみて新しい困りごとが見えてきたりしたら、みんなで話し合ってミッションを見直すことも大事なんだ。
ただし、コロコロ変えすぎると、それはそれでばらばらになってしまう。年に1回くらい、みんなで「今もこれでいいかな?」と確認するのがおすすめだよ。
ポイント
- ミッションとは、活動が「何のために」あるのかを短い言葉にしたもの
- 良いミッションには「誰のために」「どんな状態をめざして」「何をするのか」が入っていて、短く覚えやすい
- ミッションは、迷ったときのものさし、まわりへの説明、メンバーの気持ちをそろえることに役立つ
- 状況に合わせて見直してもいいが、変えすぎないように年に1回くらい確認するとよい