説明責任とは?
このページでわかること
- 説明責任とは、活動のお金の使い道や中身を、関わる人やまわりの人にわかるように説明すること
- 説明すると、応援した人や参加する家族が安心でき、次の応援にもつながる
- まずは「お金の記録」「お金の報告」「活動の報告」の3つから始める
- お金は1円単位でレシートと一緒に記録し、2人以上でチェックする
- まちがいを隠さず正直に伝えることが、信頼につながる
このページでは「説明責任」について説明するよ。
説明責任とは?
説明責任ってなに? なんだかむずかしそう。
ひとことで言うと、活動のお金の使い道や中身を、関わっている人やまわりの人に、わかるように説明することだよ。英語の「アカウンタビリティ」を訳した言葉なんだ。
誰に説明するの?
自習会でいうと、こんな人たちだね。
- 会費を払ってくれている参加者
- 子どもを自習会に送り出している家族
- 寄付をしてくれた近所の人やお店
- 補助金を出してくれた市役所
- 部屋を貸してくれている公民館
けっこういっぱいいる!
それだけたくさんの人に支えられている、ということだね。
なぜ説明が必要なの?
理由は大きく3つあるよ。
1. 応援してくれた人が安心できる
寄付をした人は、「自分のお金はちゃんと使われたかな?」と気になるよね。
「いただいた寄付で、机を2台買いました。毎回10人が使っています」と伝えれば、寄付した人は安心するし、「また応援しよう」と思ってくれるんだ。
2. 参加する人や家族が安心できる
初めて子どもを自習会に行かせる家族は、「どんな人がやっているの? 安全なの?」と心配するよね。
活動の内容や、誰が責任者なのか、何かあったときにどうするのかがわかれば、安心して送り出せるんだ。
3. 次の応援につながる
きちんと説明している団体は、「ここなら信頼できる」と思ってもらえる。そうすると、新しい仲間や、新しいお金が集まりやすくなるんだ。
5章のはじめに、活動が止まる理由のひとつに「近所から苦情が来た」というのがあったよね。ふだんから活動のことを近所の人に伝えておくと、そういうトラブルも起きにくくなるんだよ。
何をすればいいの?
具体的には、何をすればいいの?
小さな活動なら、むずかしいことはしなくていいよ。まずは、この3つから始めよう。
| すること | どういうこと? | 自習会の例 |
|---|---|---|
| お金の記録 | 入ってきたお金と使ったお金を、全部記録する | ノートに「日付・内容・金額」を書き、レシートを貼っておく |
| お金の報告 | 1年に1回など、お金の使い道をまとめて伝える | 「会費が1年で6,000円、お菓子代に4,000円使いました」 |
| 活動の報告 | 何をして、どうなったかを伝える | 「今年は12回開いて、のべ150人が来ました」 |
お金の記録は、1円単位で、レシートと一緒に残しておくのが基本だよ。
お金の管理は、できれば2人以上でチェックできるようにしておくといいんだ。一人だけで管理していると、悪気がなくてもまちがいに気づけないことがあるからね。
隠さないことが信頼になる
もし、お金の使い方をまちがえちゃったらどうしよう……。
まちがいは誰にでもあるよ。大事なのは、まちがいを隠さずに、正直に伝えて直すことなんだ。
信頼は、「失敗しないこと」より、「何かあったときに正直に説明できること」から生まれるんだよ。
ポイント
- 説明責任とは、活動のお金の使い道や中身を、関わる人やまわりの人にわかるように説明すること
- 説明すると、応援した人や参加する家族が安心でき、次の応援にもつながる
- まずは「お金の記録」「お金の報告」「活動の報告」の3つから始める
- お金は1円単位でレシートと一緒に記録し、2人以上でチェックする
- まちがいを隠さず正直に伝えることが、信頼につながる