おわりに
このページでわかること
- まちは、誰かがつくってくれるものではなく、手入れを続ける「誰か」には自分もなれる
- まちづくりは、あいさつ、行事への参加、困りごとへの気づきなど、小さなことの積み重ね
- ひとりでがんばらなくていい。できる人が、できるときに、できることを
さとるさん、ついに最後のページだね。
ここまで読んでくれて、ありがとう。最後に、ひなたちゃんに聞いてみたいことがあるんだ。
ひなたちゃんは、どう変わった?
このサイトを読み始めたとき、ひなたちゃんは「まちづくりって、正直よくわからない」と言っていたよね。今はどう?
うーん……。最初は、まちづくりって市役所とか、えらい人がやることだと思ってた。
でも、自治会の人も、NPOの人も、お店の人も、協力隊の人も、いろんな人がそれぞれのやり方でまちを手入れしてるってわかった。
それに、わたしの「放課後の居場所がほしい」っていう気持ちも、まちづくりの出発点になるって知って、ちょっとびっくりした。
うん。それに気づけたことが、いちばん大事なことなんだ。
あとね、帰り道に町を見る目が変わった気がする。
「この公園、誰が掃除してるんだろう」とか、「この掲示板のお祭り、行ってみようかな」とか。前は、ぜんぜん気にしてなかったのに。
それは、もう「1. 知る」の段階を歩き始めているってことだよ。
さとるさんから
最後に、ぼくから伝えたいことを3つだけ。
1つ目。まちは、誰かがつくってくれるものじゃない。
ひなたちゃんが毎日歩いている道も、遊んでいる公園も、どこかで誰かが手入れを続けてくれているから、今の形がある。そして、その「誰か」には、ひなたちゃんもなれるんだ。
2つ目。大きなことをしなくていい。
あいさつをする、行事に行ってみる、困っている人に気づく。まちづくりは、そういう小さなことの積み重ねなんだ。
3つ目。ひとりでがんばらなくていい。
まちには、仲間も、相談に乗ってくれる人も、応援してくれる人もいる。できる人が、できるときに、できることを。それで十分なんだよ。
……わたし、まずは中学校の友だちに、放課後の居場所のこと、聞いてみようかな。
いいね。それが、ひなたちゃんのまちづくりの、はじめの一歩だ。
このサイトについて
このサイトでは、まちづくりのことをできるだけわかりやすく伝えるために、細かいことは省いたり、単純にしたりしているところがあるよ。
制度のくわしい中身や、自分の町のことをもっと知りたくなったら、市役所、社会福祉協議会、市民活動センターなどに聞いてみてね。きっと、ていねいに教えてくれるはずだよ。
そして、もう一度最初から読みたくなったら、いつでも序章に戻ってきてね。
ポイント
- まちは、誰かがつくってくれるものではなく、手入れを続ける「誰か」には自分もなれる
- まちづくりは、あいさつ、行事への参加、困りごとへの気づきなど、小さなことの積み重ね
- ひとりでがんばらなくていい。できる人が、できるときに、できることを